top of page
買い物客にバッグを渡す販売員

CRMは流行語になっただけで実践されていない!

その実情を説明します。

CRMという言葉そのものが難解

カスタマー・リレーションシップ・マネジメントの略称だが日本語にすると顧客との関係を管理すること。これって理解できますか? どんなことすればCRMは完成しますか?正しく理解しないままではCRMは絶対できません。

CRMとは顧客データベースマーケティングであるということ。顧客データベースマーケティングとはあなたの店で購入した、あるいは飲食した人が誰で、何をいくつ買ったか、何を食べたか、どんなアルコールを飲んだか、すべてデータ化しデータベースに蓄積すること。ここからスタートです。これらのデータを蓄積しなければ顧客データベースマーケティングとは言わない、言えません。

POSを導入し顧客カードを活用すればこれらのデータをすべてデータベース化できます。簡単なことです。この簡単なことやっていません。ここが基本。この基本を実施している会社はほとんどありません。つまり誰もCRMも顧客データベースマーケティングもやっていないということになります。まずここまでが準備段階なのです。

 

顧客データベースマーケティング開始

昨日からデータをデータベース開始した。素晴らしい。

昨日誰が来店しましたか? 来店顧客数何人いましたか? 100人ですか? 500人ですか? 

一番買った人、一番たくさん食べた人誰でしたか?

顧客マスターでその人の住所氏名わかりますね!

サンキュレター送ります。サンキュレターが顧客との関係の始まりです。スマホアドレスがあればスマホへサンキューメッセージを送ります。

 

どんどんデータがデータベースに蓄積される

過去3ヶ月来店客数3000人になりました。

来店日数順位に顧客を並べて表示3秒というスピートで表示してくれます。

3ヶ月間90日来店された顧客、飲食された顧客何人いますか?

この3000人買上金額順、飲食順位並べます。3秒で。

上から10%300人がベスト顧客です。この10%顧客をデシル1といいます。

デシルは上から順に10等分する分析手法。

上位10%がデシル1顧客。上位20%に該当する顧客がデシル2、上位30%に該当する顧客をデシル3といいます。

 

上位30%の顧客で過去3ヶ月累計購入金額は全売上合計の何%ありますか?

スーパーマーケットなど小売店なら全売上金額の70%から80%でデシル3以上の顧客で達成しています。飲食店なら上位10%で80%以上になります。つまりよく来る顧客と1回だけきて来なくなる顧客などいることになります。顧客は皆同じではないということを意味しています。

 

どの小売店、スーパーマーケット、チェーンストア、ドラッグストアでも毎日来店しそのデータが毎日コンピュータに蓄積していきます。この仕組みが顧客データベースです。この顧客来店明細データを蓄積している小売業はほとんどありません。つまり顧客のデータにまったく関心がないということになります。

口では顧客商売といいますが、経営者も販促責任者も商品部の人も顧客を完全に無視しています。

自分の店の顧客はどこから来店しているのか?

男性は何%、女性は何%かわかりません。

20代は何人で何%、30代は何人で何%、40代、50代、60代、70代の顧客は何人で何%なのか自分のところの顧客実態何も把握していません。

販促費はチラシでしょうか?

これは来店している人も来店していない人も同じように新聞折込みで来店促進していると考えて実施しています。チラシ見て何人きたか、その人は誰かなどまったく不明です。投資したチラシ代100万円。どれだけ効果をもたらしたかまったく数値を知ることはできない販促費です。無駄金です。これテレビ広告と同じでテレビ広告を見て誰が来店したかなどまったく不明ということと同じです。無駄金を使うほど余裕がありますか?

 

3ヶ月で3000人。1年で1万人来店。1年で300日来店した顧客10人くらいいます。年間100万円以上購入した顧客も20人ほどいます。何かお礼をしましたか?

何もしていません。顧客関係は何もしていません。顧客意識はまったくありません。

やっていることはとにかくどこよりも1円でもやすく売ること。店舗をどんどん増やして100万個など大量に売ればどこよりも安く売ることができます。そう考えています。

考え方は出店による大量販売。中小企業、これはできないのでイオンなど大手に対抗できずに店を閉鎖していくしかありません。

 

ただ一つある対抗策は顧客データベースマーケティングです。得意客を必須に守ることです。そのために顧客データをたくさん集めて顧客データがギッシリ詰まったデータベースを作ることです。データベースがあれば商売繁盛維持できます。ご興味がある企業様はデータベースマーケティングやり方を教えますのでお気軽にお問い合わせください。

最後に一つ注意事項を述べておきます。

データベースでデータ検索する条件は、膨大なデータから秒単位、超高速で情報検索できることです。データを蓄えEXCELソフトを使って相当量な時間をかけてやっているようなシステムはデータベースマーケティングとは言えません。データベース条件は超高速検索、リアルタイム(即時)検索、単純でシンプル、柔軟性が絶対条件です。

【こちらの特集記事へのご質問等は下記お問い合わせフォームよりお問い合わせください。】

​→<問い合わせフォーム>

bottom of page