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通信販売会社の増益を約束するCRM戦略
九州ふくや明太子の通信販売がやっている顧客マーケティング方法。
500万人のデータベースを持っている。新聞広告やテレビ広告で注文を受付、個人情報を収集する。
この注文をすべて顧客データベースに登録する。そうすれば広告費用をそんなにかけなくても注文数を増やすことができる。データベース(江戸時代は台帳)さえあれば毎年新聞広告をださなくても、注文を安定的に増やしていくことができる。データベースマーケティングという。データベース構築は通販に成功する必須条件。
ふくやは年末などギフト需要期にダイレクトメールを送る。注文をフリーダイヤルで受けている。繁忙期には1日3000件の注文があるとのこと(20年前)。
注文の電話が入ると、顧客の会員番号を聞き、会員番号を入力し顧客情報を表示。顧客の名前、住所、前回注文の入金状況、最終購入年月日、購入回数、累計購入金額など画面に表示し、注文のお客様とお話しながら注文を入力する。注文を受けとっても良い顧客かどうか判断している。通販はよく騙されることが多い。初めて通販、新聞に広告。フルーダイヤルで注文受け、20個とか50個とか大量の注文。喜んで送ると支払いなし。連絡がつかない。注文数は3個までとか制限する必要がある。何より顧客データベースの準備が重要。
にんじんジュースなど定期的に送るサンスター通販事業を指導してことがある。
お客様の商品が切れたら注文を受けるのではなく毎月定期的に発送する仕組みを提案し実施した。
12ヶ月分注文で1ヶ月分無料という特典。この方法なら毎月注文を受ける手間をなくすことができる。
この手法はネット通販でも同じだ。顧客データベースが商売の基本設備。
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